
がん薬物療法は、がんの治癒や延命に非常に有用である一方、治療に伴う副作用によって患者さんのQOLが低下したり、治療を断念することもあります。
これら副作用のマネジメントについては、本邦では悪心・嘔吐、発熱性好中球減少症など一部の代表的な症状に対するガイドラインが発刊されているものの、多くの副作用は医師や薬剤師の対応に任されているのが現状です。
当コンテンツでは、先生方が日常診療で直面する標準的対処法の定まっていない副作用のマネジメントについて、薬剤師目線での対処法をご紹介しました。がん治療に携わる先生方にとっての一助になれば幸いです。
[総監修] 日本臨床腫瘍薬学会(JASPO) 顧問
北海道薬剤師会 医薬情報センター長 遠藤一司 先生

本コンテンツは薬剤の副作用マネジメントについて薬剤師の先生方に公平な立場でまとめていただきましたものを掲載しております。
掲載している薬剤の最新の副作用情報については該当する製造販売会社にご確認をお願いいたします。
Vol.9「抗がん剤による高血圧」を追加しました