
がん薬物療法は、がんの治癒や延命に非常に有用である一方、治療に伴う副作用によって患者さんのQOLが低下したり、治療を断念することもあります。
これら副作用のマネジメントについては、本邦では悪心・嘔吐、発熱性好中球減少症など一部の代表的な症状に対するガイドラインが発刊されているものの、多くの副作用は医師や薬剤師の対応に任されているのが現状です。
当コンテンツでは、先生方が日常診療で直面する標準的対処法の定まっていない副作用のマネジメントについて、薬剤師目線での対処法をご紹介しました。がん治療に携わる先生方にとっての一助になれば幸いです。
[総監修] 日本臨床腫瘍薬学会(JASPO) 監事
KKR 札幌医療センター 薬剤科 顧問 遠藤一司 先生

2020/11/10
Vol.8「抗がん薬による過敏反応・インフュージョンリアクション」を追加しました