2020年10月16日 16:15
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は16日、医療・介護従事者の発熱などに関する事務連絡を、都道府県、保健所設置市、特別区に出した。重症化リスクの高い集団に接する医療・介護従事者で発熱などの症状を呈している人について、「検査の実施に向け、とりわけ積極的な対応」を行うよう求めている。【新井哉】
新型コロナウイルス感染症に係る行政検査に関しては、8月3日付の事務連絡で、新型コロナウイルス感染症の患者の多くの症例で発熱や呼吸器症状、頭痛、全身倦怠感などが見られることを取り上げ、こうした症状を呈している人に対し、検査の実施に向けた積極的な対応を行う必要性を挙げていた。
今回の事務連絡では、秋冬に発熱患者が増えていくことが考えられるとし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためには、「施設内感染対策の強化が重要」と説明。また、「高齢者は重症化しやすい人が多く、クラスターが発生した場合の影響が極めて大きくなる」といった見解を示し、発熱などに関する対応を管内の医療機関などに周知するよう求めている。
新型コロナウイルス感染症に係る行政検査に関しては、8月3日付の事務連絡で、新型コロナウイルス感染症の患者の多くの症例で発熱や呼吸器症状、頭痛、全身倦怠感などが見られることを取り上げ、こうした症状を呈している人に対し、検査の実施に向けた積極的な対応を行う必要性を挙げていた。
今回の事務連絡では、秋冬に発熱患者が増えていくことが考えられるとし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためには、「施設内感染対策の強化が重要」と説明。また、「高齢者は重症化しやすい人が多く、クラスターが発生した場合の影響が極めて大きくなる」といった見解を示し、発熱などに関する対応を管内の医療機関などに周知するよう求めている。