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医療・介護ニュース

感染対策、65.6%が「このまま続ける」-コロナ流行で「意識高まっている」

2020年10月12日 18:10

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 国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンターはこのほど、「抗菌薬意識調査レポート」を公表した。新型コロナウイルス感染症が流行し始めてから行った感染対策(手洗い、咳エチケットなど)について、65.6%が「このまま続ける」と回答。同センターは「新型コロナウイルス感染症の流行により、感染予防に関する意識が高まっている」との見解を示している。【新井哉】

 調査は、抗菌薬・抗生物質、薬剤耐性への認識を把握し、問題点と今後の取り組みを示すことが目的で、8月に700人を対象にインターネットで行われた。

 「新型コロナウイルス感染症が流行し始めてから、感染症や感染対策に関する情報を以前よりも気にするようになりましたか」との質問に対しては、36.7%が「少し気にするようになった」、30.7%が「大変気にするようになった」と回答した。

 レポートでは、「手洗いなどの感染対策は、薬剤耐性菌による感染対策にも通じる」と記載。昨今の感染対策に対する意識の高まりに関しては、「今後、すべての感染症に共通する対策として期待できる」としている。

出典:医療介護CBニュース