2019年08月02日 14:40
厚生労働省はこのほど、都道府県などが2016年度に実施した病院への立入検査の結果を公表した。医師の標準数に対する適合率は96.4%で、前年度よりも0.5ポイント増加。病院種別では、一般病院が前年度から上昇した一方、精神科病院は下がった。【松村秀士】
病院への立入検査は、人員数や構造設備などが法令の基準を満たし、適正な管理が行われているかをチェックするもの。16年度は全国の病院8459カ所のうち7914カ所(93.6%)で実施された。
その結果、医師の適合率は、10年前の06年度に比べて11.4ポイント増加した。病院種別では、一般病院が96.2%(前年度比0.7ポイント増)、精神科病院が97.7%(同0.3ポイント減)、その他の病院が前年度と同じ100%だった。
検査項目の中で、適合率が最も低かったのは「職員の健康管理」で92.7%(同0.1ポイント増)。この項目の検査を受けた7906カ所のうち575カ所が不適合とされた。適合率が次に低かったのは「医師法許可事項の変更」で、前年度比0.1ポイント増の95.6%。
病院への立入検査は、人員数や構造設備などが法令の基準を満たし、適正な管理が行われているかをチェックするもの。16年度は全国の病院8459カ所のうち7914カ所(93.6%)で実施された。
その結果、医師の適合率は、10年前の06年度に比べて11.4ポイント増加した。病院種別では、一般病院が96.2%(前年度比0.7ポイント増)、精神科病院が97.7%(同0.3ポイント減)、その他の病院が前年度と同じ100%だった。
検査項目の中で、適合率が最も低かったのは「職員の健康管理」で92.7%(同0.1ポイント増)。この項目の検査を受けた7906カ所のうち575カ所が不適合とされた。適合率が次に低かったのは「医師法許可事項の変更」で、前年度比0.1ポイント増の95.6%。