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医療・介護ニュース

【感染症情報】感染性胃腸炎が3週連続で増加-ヘルパンギーナは減少に転じる

2020年09月15日 16:55

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 国立感染症研究所がまとめた8月31日から9月6日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が3週連続で増加した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病も増えた。2週連続で増加していたヘルパンギーナは減少に転じた。【新井哉】

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約7.2%増の1.94人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、宮崎(4.22人)、大分(3.78人)、香川(3.39人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約11.5%増の0.58人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、福岡(1.93人)、鳥取(1.68人)、宮崎(1.61人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約13.3%増の0.17人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、宮崎(0.53人)、新潟(0.44人)、香川(0.43人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約7.1%増の0.15人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、高知(1.43人)、鹿児島(1.25人)、熊本(0.66人)。

〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約19.1%減の0.41人。過去10年の同期と比べて最も少ない。都道府県別の上位3位は、山口(2.98人)、佐賀(2.78人)、熊本(2.6人)。

出典:医療介護CBニュース