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医療・介護ニュース

東京都と北里研究所がコロナ対策で連携協定締結-「まん延防止等の対策をより効果的に推進」

2020年09月01日 12:00

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 東京都はこのほど、学校法人北里研究所(本部・港区)と「新型コロナウイルス感染症対策に関する連携協定」を締結したと発表した。「新型コロナウイルス感染症から都民の命と健康を守り、まん延防止等のための対策をより効果的に推進する」としている。【新井哉】

 都は、新型コロナウイルス感染症に係る調査分析・研究開発の推進、調査・研究成果の発信、人材育成などの協定の目的を達成するために必要な取り組みについて、「連携・協力して進める」などとしている。

 同研究所もホームページで、連携内容などを明らかにしている。具体的には、「COVID-19対策北里プロジェクト」で、新型コロナウイルス感染症に対する既存承認薬探索研究をはじめ、9月から実施予定のイベルメクチンの医師主導型治験、除菌剤・消毒剤・医薬部外品などの効果確認など、新型コロナウイルス感染症に関するさまざまな研究を実施し、成果を挙げていることを取り上げ、「そうした成果を活用し、東京都に対して具体的な連携内容を提案していく予定」などとしている。

出典:医療介護CBニュース