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医療・介護ニュース

東京のコロナ1週間患者数増加、前週の1.4倍に-4割超が感染経路「不明」

2020年08月06日 13:15

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 東京都内の新型コロナウイルス感染症の1週間当たりの患者報告数が増加し、前週と比べて1.4倍の規模となったことが、6日に公表された東京都感染症週報で分かった。推定感染経路については、全体の4割超が「不明」とされている。【新井哉】

 週報によると、7月27日から8月2日までの週(第31週、保健所受理週)の患者報告数は前週比722人増の2467人(無症状病原体保有者357人を含む)で、過去最多を記録した前週の報告数を上回った。

 年齢別の患者報告数は20歳代が1059人で最も多く、以下は、30歳代(590人)、40歳代(312人)、50歳代(202人)、60歳代(108人)、10歳代(68人)、70歳代(57人)、80歳代(31人)、10歳未満(29人)、90歳以上(11人)の順だった。

 推定感染地は「国内」が1896人で、「不明」(548人)、「米国」(6人)、「フィリピン」(5人)、「トルコ」「フランス」(共に2人)、「イギリス」「インド」「エジプト」「タイ」「ブラジル」「ポルトガル」「リトアニア」「中国」(各1人)もあった。推定感染経路は、▽「不明」(1093人)▽「飛沫・飛沫核感染又は接触感染」(706人)▽「接触感染」(339人)▽「飛沫・飛沫核感染」(329人)-とされている。

 2月1日に新型コロナウイルス感染症が指定感染症に定められたため、患者(無症状病原体保有者を含む)の報告数や年齢、推定感染地、推定感染経路が週報で公表されるようになった。2020年の累計患者報告数は1万4043人となっている。

出典:医療介護CBニュース