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医療・介護ニュース

東京のコロナ1週間患者数増加、前週の1.8倍に-20歳代と30歳代で全体の7割超占める

2020年07月02日 13:20

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 東京都内の新型コロナウイルス感染症の1週間当たりの患者報告数が増加し、前週と比べて1.8倍の規模となったことが、2日に公表された東京都感染症週報で分かった。20歳代と30歳代で全体の7割超を占めている。【新井哉】

 週報によると、6月22日から28日までの週(保健所受理週)の患者報告数は前週比173人増の382人(無症状病原体保有者55人を含む)。年齢別の患者報告数は20歳代が190人で最も多く、以下は、30歳代(82人)、40歳代(45人)、50歳代(26人)、60歳代と70歳代(共に9人)、10歳代(7人)、10歳未満(6人)などの順だった。

 推定感染地は「国内」が331人で、「不明」(45人)、「米国」(2人)、「スペイン」「チェコ」「フィリピン」「ブラジル」(各1人)もあった。推定感染経路は、▽「飛沫・飛沫核感染又は接触感染」(154人)▽「不明」(127人)▽「接触感染」(54人)▽「飛沫・飛沫核感染」(47人)-とされている。

 2月1日に新型コロナウイルス感染症が指定感染症に定められたため、患者(無症状病原体保有者を含む)の報告数や年齢、推定感染地、推定感染経路が週報で公表されるようになった。2020年の累計患者報告数は6322人となっている。

出典:医療介護CBニュース