閉じる

医療・介護ニュース

コロナ診療の手引き第2.1版、界面活性剤を追記-厚労省が都道府県などに事務連絡

2020年06月18日 19:55

印刷

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は18日、界面活性剤などを追記した新型コロナウイルス感染症診療の手引き第2.1版に関する事務連絡を、都道府県、保健所設置市、特別区に出した。5月18日に発行された第2版を更新したもので、関係各所へ周知するよう求めている。【新井哉】

 第2版では、院内感染対策の項目で、「患者から医療従事者への感染例のみならず、医療従事者から患者への感染が疑われる事例も起きており、院内感染対策の厳重な実践が欠かせない」と説明。ナースコール、テーブル、ベッド柵、床頭台などの患者の周囲の環境についても、「アルコールや抗ウイルス作用のある消毒剤で清拭消毒を行う」とし、具体的な対応として、聴診器、体温計、血圧計などの医療機器は個人専用とし、使用ごとに清拭消毒する必要性を挙げていた。

 第2.1版では、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が新型コロナウイルスに対して有効と報告した界面活性剤として、▽直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)▽アルキルグリコシド(0.1%以上)▽アルキルアミンオキシド(0.05%以上)▽塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)▽ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)-を取り上げ、「日常の環境整備でアルコール等の消毒薬が不足した状況においては、医療機関でも導入の参考になると思われる」としている。

出典:医療介護CBニュース