2020年04月15日 20:20
岩手県は14日、「いわて子どもプラン」(2020-24年度)の中間案を公表した。震災によるストレスを抱えた子どもの専門治療を行う「いわてこどもケアセンター」の延べ受診者件数について、「未だに増加しており、息の長い支援」が求められているといった課題を提示し、主要な施策の概要を説明している。【新井哉】
中間案では、「いわてこどもケアセンター」を拠点として、震災ストレスへの専門的な治療、児童精神科医や臨床心理士等の専門スタッフの確保・養成、地域の子ども家庭支援者への研修を一体的に実施し、被災した子どもや家族への心のケアを継続的に行う方向性を示している。
また、「安全・安心な出産環境の整備」の項目では、早産や妊産婦メンタルヘルスケア、発達障害の早期発見などについて、妊産婦や家族に普及啓発を行っていく必要性を提示。県医師会の協力を得て、県独自の母子健康手帳を作成し、母と子の健康支援に関する情報提供の充実に努めるとしている。
中間案では、「いわてこどもケアセンター」を拠点として、震災ストレスへの専門的な治療、児童精神科医や臨床心理士等の専門スタッフの確保・養成、地域の子ども家庭支援者への研修を一体的に実施し、被災した子どもや家族への心のケアを継続的に行う方向性を示している。
また、「安全・安心な出産環境の整備」の項目では、早産や妊産婦メンタルヘルスケア、発達障害の早期発見などについて、妊産婦や家族に普及啓発を行っていく必要性を提示。県医師会の協力を得て、県独自の母子健康手帳を作成し、母と子の健康支援に関する情報提供の充実に努めるとしている。