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医療・介護ニュース

人工呼吸器やECMO、医療機関は廃棄せず保管を-厚労省が事務連絡、新型コロナ終息まで

2020年04月13日 18:45

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 人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO)などの新型コロナウイルス感染症患者に必要となることが予想される医療機器について、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、各医療機関で廃棄せず、適切に保管することを求める事務連絡を、都道府県、保健所設置市、特別区に出した。【新井哉】

 事務連絡(10日付)では、必要となることが予想される医療機器として、人工呼吸器やECMOに加え、▽生体情報モニタ▽シリンジポンプ▽輸液ポンプ▽血液浄化装置-を挙げている。

 こうした医療機器について、「今後、世界的に需要が急速に増加することが見込まれ、調達が困難となる可能性」があるとし、医療機関で廃棄する計画がある場合は、「新型コロナウイルス感染症の感染の終息が見られるまでの間、人工呼吸器等の廃棄は行わないこと」としている。

出典:医療介護CBニュース