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医療・介護ニュース

認知症疾患医療センター、長野県が2カ所指定へ-県立こころの医療センター駒ヶ根と諏訪赤十字病院

2020年03月31日 15:45

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 長野県は30日、新たに2施設の認知症疾患医療センターを指定すると発表した。単科の精神科病院などが対象となる「地域型」の施設として、認知症の鑑別診断とそれに基づく初期対応、専門医療相談などを担う。【新井哉】

 県は、認知症の医療提供体制について、▽認知症疾患医療センターの設置▽認知症サポート医などの養成▽認知症初期集中支援チームの設置―などの施策を推進している。

 今回指定されるのは、諏訪赤十字病院(諏訪市)と県立こころの医療センター駒ヶ根(駒ヶ根市)の2施設。指定期間は2020 年4月1日から25 年3月 31 日まで。

 県は20年度までに、県内に10ある二次医療圏ごとに認知症疾患医療センターを1カ所設置する目標を掲げており、これまでに、▽飯田病院(飯田市)▽佐久総合病院(佐久市)▽北アルプス医療センターあづみ病院(池田町)▽千曲荘病院(上田市)▽城西病院(松本市)▽桔梗ヶ原病院(塩尻市)▽北信総合病院(中野市)―の7施設の指定を済ませている。

出典:医療介護CBニュース