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医療・介護ニュース

東京都内の新型コロナ患者報告数、2週連続で増加-推定感染地域、6割近くが「国内」

2020年03月19日 13:55

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 東京都内の新型コロナウイルス感染症の1週間当たりの患者報告数(無症状病原体保有者を含む)が2週連続で増えたことが、19日に公表された東京都感染症週報で分かった。推定感染地域は「国内」が6割近くを占めている。【新井哉】

 週報によると、9日から15日までの週(保健所受理週)の患者報告数は前週比1人増の26人。内訳は、患者が25人、無症状病原体保有者が1人だった。年齢別の患者報告数は60歳代が7人で最も多かった。40歳代、50歳代はいずれも5人、30歳代は4人、70歳代は3人、20歳代、80歳代はいずれも1人だった。

 推定感染地は「国内」が15人、「フランス」が3人、「エジプト」が2人などだった。推定感染経路は、▽「飛沫・飛沫核感染」(8人)▽「不明」(同)▽「飛沫・飛沫核感染又は接触感染」(7人)▽「接触感染」(3人)-とされている。

 2月1日に新型コロナウイルス感染症が指定感染症に定められたため、患者(無症状病原体保有者を含む)の報告数や年齢、推定感染地、推定感染経路が週報で公表されるようになった。

出典:医療介護CBニュース