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医療・介護ニュース

新型コロナ軽症者は感染症指定医療機関以外に入院-厚労省が都道府県などに検討求める

2020年03月19日 13:45

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 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が、新型コロナウイルス感染症の軽症患者や無症状病原体保有者について、感染症指定医療機関以外の医療機関に入院させることを検討するよう求める事務連絡を、18日に都道府県、保健所設置市、特別区に出していたことが分かった。【新井哉】

 事務連絡では、一部の都道府県で感染症指定医療機関における入院病床の確保が困難になっている事例が見受けられることを踏まえ、入院病床を確保する対象として、新型インフルエンザ協力医療機関などの「感染対策を行うための体制が整っていると考えられる医療機関」を挙げている。

 新型コロナウイルス感染症患者の優先順位も記載している。具体的には、重症者や重症化する恐れが高い人は感染症指定医療機関、軽症患者や無症状病原体保有者は感染症指定医療機関以外の医療機関に入院させる方向性を示している。

出典:医療介護CBニュース