国立感染症研究所は9日、8日午後5時35分から9時7分まで、同研究所のウェブサイトが閲覧できない状態になっていたことを明らかにした。【新井哉】

　同研究所は閲覧障害の事由と「お詫び」をサイトに掲載。短時間に大量のアクセスがあったため、サイトの閲覧に障害が生じたと説明している。

　同研究所を巡っては、2日に不正アクセスがあったことが判明している。2012年まで利用されていた旧公式サーバーから、プロキシサーバー経由でプライベートな掲示板に1件の書き込みがあった。この不正アクセス事案の調査・対応のため、現在、感染症発生動向調査週報 （2012年度より前の情報）などの公開を見合わせている。