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医療・介護ニュース

DPAT派遣医療機関、信州大附属病院などを登録-長野県が発表、計5病院に

2020年02月27日 20:25

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 長野県は26日、災害派遣精神医療チーム(DPAT)を派遣する医療機関として、新たに信州大医学部附属病院(松本市)と独立行政法人国立病院機構小諸高原病院(小諸市)を登録すると発表した。登録は3月1日付で、県内のDPATの登録は5病院となる。【新井哉】

 DPATは、大規模災害などの後に被災地に入り、被災した精神科病院や被災者の心のケアなどを行う。精神科医や看護師、業務調整員を含めた数人で構成される。県によると、2019年の台風19号災害では、長野市内の避難所に2チームを派遣し、被災者に対する心のケアなどの活動を実施した。

 第2期信州保健医療総合計画(2018-23年度)では、大規模自然災害や大規模事故災害などの発生時には精神保健医療への需要が増加するため、DPATの派遣や県内で発生した場合の統括(指揮命令)体制の整備を進めていることを記載。23年度までに4医療機関を登録することを目標として掲げていた。

出典:医療介護CBニュース