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医療・介護ニュース

精神科病院の実地指導を「充実強化」-愛媛県が「障がい者計画」の案を公表

2020年02月04日 13:00

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 愛媛県は1月31日、「第5次愛媛県障がい者計画」(2020-23年度)の案を公表した。精神保健・医療施策については、入院患者の人権に配慮した適切な精神医療を提供するため、「精神科病院の実地指導の充実強化」に努める方針だ。【新井哉】

 計画案では、地域での受け入れの条件が整えば退院が可能な長期入院の精神障害者に対し、病院や施設などと連携を図ることを明記。社会的自立を支援し、地域生活への円滑な移行を推進するための体制を整備する方向性を示している。

 また、高齢の精神障害者に関しては、介護給付対象サービスなどを必要に応じて提供する市町の取り組みを支援することを記載。高次脳機能障害に関しても、医学的リハビリテーションによる機能の維持・回復が可能なケースについては、「病院から地域等までの一貫した医学的リハビリテーション」の確保に努めるという。

出典:医療介護CBニュース