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医療・介護ニュース

新型肺炎6例目、武漢ツアー客と接触の奈良の男性-疑似症サーベイランスとして報告

2020年01月28日 19:35

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 厚生労働省は28日、新型コロナウイルスに関連した肺炎患者について、国内6例目の発生が確認されたと発表した。患者は奈良県居住の60歳代の男性。中国湖北省武漢市の滞在歴はなかったが、武漢市からのツアー客と接触があったため、疑似症サーベイランスとして報告されたという。【新井哉】

 厚労省によると、男性は25日、胸部レントゲン検査で両側下肺野に所見を認めたため、奈良県内の医療機関に入院した。

 男性は、8-11日に武漢市からのツアー客、12-16日に別の武漢市からのツアー客を、運転手としてバスに乗せたという。

出典:医療介護CBニュース