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医療・介護ニュース

国内5例目の新型肺炎患者確認、武漢市在住の男性-愛知県内の医療機関を受診

2020年01月28日 18:45

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 厚生労働省は28日、新型コロナウイルスに関連した肺炎患者について、国内5例目の発生が確認されたと発表した。患者は中国湖北省武漢市在住の40歳代の男性で、26日に愛知県内の医療機関を受診した。男性の状況について、厚労省は「現在入院中」と説明している。【新井哉】

 厚労省によると、男性は20日に来日。その時点で症状はなかったが、22日午前から体調不良となり、23日に発熱(37.2℃)があった。24日は平熱だったが、倦怠感があった。26日に37.5℃の発熱があったため、愛知県内の医療機関を受診し、肺炎と診断された。

 男性は、武漢市の海鮮市場(華南海鮮城)には立ち寄っていないと報告しており、厚労省は「中国において、肺炎患者との明確な接触は確認出来ていない」と説明している。移動時にはマスクを着用していたという。

出典:医療介護CBニュース