国立感染症研究所がまとめた13日から19日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値）によると、インフルエンザと感染性胃腸炎、伝染性紅斑（リンゴ病）の定点医療機関当たりの患者報告数が前週から減った。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週と同じだった。【新井哉、瀬戸直樹】

〔インフルエンザ〕報告数は前週比約8.7％減の16.73人。都道府県別の上位3位は、高知（26.58人）、福井（25.81人）、長崎（24.87人）。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約1.6％減の5.99人。都道府県別の上位3位は、宮崎（12.64人）、大分（12.5人）、福井（10.22人）。

〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約19.0％減の0.51人。都道府県別の上位3位は、熊本（1.98人）、福井と鳥取（共に1.74人）。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週と同じ2.44人。都道府県別の上位3位は、鳥取（5.47人）、富山（5.45人）、福岡（5.38人）。