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医療・介護ニュース

東京のインフルエンザ患者報告数、6週連続で増加-5保健所管内で警報レベル

2019年12月25日 13:35

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 東京都内のインフルエンザの患者報告数が6週連続で増えたことが25日、東京都感染症情報センターが公表した感染症発生動向調査の週報(ウェブ版)で分かった。【新井哉】

 週報によると、16日から22日までの週の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週比約32%増の22.3人となった。都内の全31保健所管内のうち5保健所管内で警報基準値(30.0人)を上回った。

 保健所管内別では、島しょが64.0人で最も多く、以下は、八王子市(33.78人)、多摩小平(32.59人)、町田市(31.62人)、中野区(30.9人)、多摩府中(28.15人)、荒川区(28.0人)、葛飾区(26.92人)、文京(26.29人)、池袋(23.75人)、板橋区(23.25人)、杉並(22.47人)などの順だった。

 新宿区と渋谷区を除く29保健所管内で前週の報告数より増えた。年齢別では、10歳未満が全体の約半数を占めている。

出典:医療介護CBニュース