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医療・介護ニュース

風疹の患者報告数、5週連続で10人未満-国立感染症研究所が「緊急情報」公表

2019年12月19日 14:05

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 国立感染症研究所は18日、「風疹流行に関する緊急情報」(11日現在)を公表した。2日から8日までの1週間に7人が風疹と診断された。1週間当たりの患者報告数は、5週連続で10人未満となっている。【新井哉】

 同研究所によると、2019年の患者報告数は2281人。都道府県別では、東京が852人で最も多く、以下は、神奈川(292人)、千葉(199人)、埼玉(196人)、大阪(130人)などの順だった。患者報告がないのは、高知のみとなっている。

 推定感染地域は「国内」が1767人で最も多かった。「国内・国外不明」が456人、「国外」が46人、「国内または国外」が12人となっており、同研究所は「国外での感染は少ない」としている。

 同研究所は、「特に配慮が必要な職種」として、医療関係者や消防士・消防署員、警察官・警察署員、自衛官・自衛隊員、教職員、保育士を挙げ、19年の患者報告数を緊急情報に記載。医療関係者では、「看護師」が10人、「医療事務」が5人、「薬局勤務」が4人、「医師」が3人、「作業療法士」「看護助手」「医療従事者」がそれぞれ2人、「薬剤師」「検査技師」「歯科医師」「歯科助手」「歯科医院勤務」がそれぞれ1人報告されている。

 医療関係者以外は、「教職員」が15人、「保育士」が12人、「警察官・警察署員」が10人、「消防士・消防署員」と「自衛官・自衛隊員」がそれぞれ7人となっている。

出典:医療介護CBニュース