2019年12月18日 16:05
栃木県は18日、「栃木県再犯防止推進計画」の素案を公表した。ストーカー加害者への対応を担当する警察職員について、「研修の受講を促進するなどして、精神医学的・心理的アプローチに関する技能や知識の向上を図る」としている。【新井哉】
素案では、2018年の県内の刑事犯認知件数(1万1346件)の約半数が再犯者であることに触れ、再犯防止が課題となってきたとしている。
ストーカー加害者への対応に関しては、警察職員の技能・知識の向上に加え、再犯リスクを低減するため、医療機関によるカウンセリングの受診に向けた働き掛けを行うなど、「ストーカー加害者に対する精神医学的・心理的アプローチ」を推進する方針を掲げている。
また、県内の人口10万人当たりの覚せい剤事犯の17年の検挙件数が全国ワースト4位となっていることを説明。薬物依存症者に対する「切れ目のない支援」を行うため、薬物依存症対策事業をさらに進めていく方向性を示している。
素案では、2018年の県内の刑事犯認知件数(1万1346件)の約半数が再犯者であることに触れ、再犯防止が課題となってきたとしている。
ストーカー加害者への対応に関しては、警察職員の技能・知識の向上に加え、再犯リスクを低減するため、医療機関によるカウンセリングの受診に向けた働き掛けを行うなど、「ストーカー加害者に対する精神医学的・心理的アプローチ」を推進する方針を掲げている。
また、県内の人口10万人当たりの覚せい剤事犯の17年の検挙件数が全国ワースト4位となっていることを説明。薬物依存症者に対する「切れ目のない支援」を行うため、薬物依存症対策事業をさらに進めていく方向性を示している。