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医療・介護ニュース

ギャンブル等依存症、切れ目のない支援体制を整備-北海道が対策推進計画の素案公表

2019年12月13日 19:15

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 北海道は13日、「北海道ギャンブル等依存症対策推進計画」(仮称)の素案を公表した。重点目標の1つとして、ギャンブル等依存症に関する予防・相談から治療、回復支援に至る切れ目のない支援体制を整備することを挙げている。【新井哉】

 重点目標には、治療拠点機関と専門医療機関に関する数値目標を記載している。例えば、専門医療機関の選定については、「各第3次医療圏に1カ所以上」としている。

 医療提供体制を充実させる方向性も示しており、ギャンブル等依存症が疑われる人を適切な治療に結び付けるため、精神科医、産業医、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、公認心理師などに対し、ギャンブル等依存症に関する研修の実施に努めるとしている。

出典:医療介護CBニュース