閉じる

医療・介護ニュース

東京のインフルエンザ患者数、前週比2倍近くに-島しょ保健所管内で注意報レベル

2019年11月22日 13:40

印刷

 東京都内のインフルエンザの1週間の患者報告数(11-17日)が前週と比べて2倍近く増えたことが20日、東京都感染症情報センターが公表した感染症発生動向調査の週報(ウェブ版)で分かった。島しょ保健所管内では、注意報の基準(10.0人)を上回った。【新井哉】

 週報によると、11日から17日までの週の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週比約1.8倍の2.01人。保健所管内別では、島しょが17.5人で最も多く、以下は、多摩府中(5.31人)、町田市(4.08人)、多摩小平(2.86人)、中野区(2.8人)、目黒区(2.63人)、新宿区と大田区(共に2.5人)、世田谷(2.32人)、江戸川(2.05人)などの順だった。

 全31保健所管内のうち21保健所管内で流行開始の目安(1.0人)を超えている。年齢別では、10歳未満が全体の半数超を占めている。

出典:医療介護CBニュース