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医療・介護ニュース

【感染症情報】インフルエンザが3週連続で増加-感染性胃腸炎、リンゴ病などは減少

2019年11月19日 16:45

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 国立感染症研究所がまとめた4日から10日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値)によると、インフルエンザの定点医療機関当たりの患者報告数が3週連続で増加した。感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、伝染性紅斑(リンゴ病)は減少した。【新井哉】

〔インフルエンザ〕報告数は前週比約8.4%増の1.03人。都道府県別の上位3位は、沖縄(4.45人)、鹿児島(2.66人)、青森(2.48人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約4.8%減の3.15人。都道府県別の上位3位は、熊本(6.46人)、島根(6.09人)、大分(5.75人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約14.0%減の1.78人。都道府県別の上位3位は、山形(4.5人)、新潟(3.42人)、福岡(3.01人)。

〔手足口病〕報告数は前週比約6.2%減の1.36人。過去10年同期と比べて2番目に多い。都道府県別の上位3位は、新潟(3.63人)、宮城(2.84人)、青森(2.79人)。

〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約8.6%減の0.53人。都道府県別の上位3位は、熊本(1.66人)、大分(1.58人)、宮崎(1.36人)。

出典:医療介護CBニュース