2019年11月18日 15:05
千葉県病院局はこのほど、「千葉県総合救急災害医療センター」(仮称)の建築工事基本設計の概要を公表した。救急医療センターと精神科医療センターを「発展的に統合し、精神保健福祉センターと合築する」と記載。県内の救急医療における「最後の砦」として最新の医療機能を整備するとともに、合併症患者の診療対応など複合化のメリットを最大化する施設計画を行う方針だ。【新井哉】
概要では、前面道路(県道15号)からの一般、救急などのアクセスに加え、海側からのヘリコプターによるアクセスに配慮し、「明快な土地利用計画、配置計画を行う」と記載。また、「盛り土を行い、1階レベルを海面+6.0mに設定し、津波や高潮の浸水を防ぐ計画とする」といった方向性も示している。
非常用発電機については、点検や更新を考慮して2基設置し、72時間連続運転可能な量の重油を地下タンクに備蓄。排水設備に関しても、下水道の断絶を想定し、建物の免震ピットの下部に緊急用の排水槽を設け、3日分の排水を溜められるようにする。
建築計画の概要も明らかにしている。1階に身体・精神の救急外来、一般外来、サービス部門を設置。身体科の入院機能(2階、100床)、精神科の入院機能(3階、50床)をそれぞれ1フロアに集約。「病態に応じたゾーニングとし、重症度に応じた転床が容易で連携しやすい計画とする」などとしている。
概要では、前面道路(県道15号)からの一般、救急などのアクセスに加え、海側からのヘリコプターによるアクセスに配慮し、「明快な土地利用計画、配置計画を行う」と記載。また、「盛り土を行い、1階レベルを海面+6.0mに設定し、津波や高潮の浸水を防ぐ計画とする」といった方向性も示している。
非常用発電機については、点検や更新を考慮して2基設置し、72時間連続運転可能な量の重油を地下タンクに備蓄。排水設備に関しても、下水道の断絶を想定し、建物の免震ピットの下部に緊急用の排水槽を設け、3日分の排水を溜められるようにする。
建築計画の概要も明らかにしている。1階に身体・精神の救急外来、一般外来、サービス部門を設置。身体科の入院機能(2階、100床)、精神科の入院機能(3階、50床)をそれぞれ1フロアに集約。「病態に応じたゾーニングとし、重症度に応じた転床が容易で連携しやすい計画とする」などとしている。