2024年10月25日 12:25
福岡資麿厚生労働相は25日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の入院患者に対する医療費などの公費支援の再開は現時点で検討していないことを明らかにした。【松村秀士】
ただ、新型コロナは例年、冬にかけて患者が増加するため、高齢者など重症化リスクの高い人にワクチン接種の検討を呼び掛ける考えを示した。
福岡厚労相は会見で、新型コロナの感染拡大は「これからが非常に懸念される時期」だとしたが、4月からの公費支援「終了」の取り扱いについて「現時点において変えることは検討していない」と述べた。
また、マイコプラズマ肺炎や手足口病の感染者が増加していることを受けて、手指衛生や咳エチケットなど基本的な感染防止策の徹底を改めて呼び掛けた。
国立感染症研究所によると、マイコプラズマ肺炎の7-13日の定点機関当たり報告数は1.95で、過去最多を3週連続で更新した。手足口病の報告は7月のピーク時からいったんは減少したが、再び増加傾向にある。
ただ、新型コロナは例年、冬にかけて患者が増加するため、高齢者など重症化リスクの高い人にワクチン接種の検討を呼び掛ける考えを示した。
福岡厚労相は会見で、新型コロナの感染拡大は「これからが非常に懸念される時期」だとしたが、4月からの公費支援「終了」の取り扱いについて「現時点において変えることは検討していない」と述べた。
また、マイコプラズマ肺炎や手足口病の感染者が増加していることを受けて、手指衛生や咳エチケットなど基本的な感染防止策の徹底を改めて呼び掛けた。
国立感染症研究所によると、マイコプラズマ肺炎の7-13日の定点機関当たり報告数は1.95で、過去最多を3週連続で更新した。手足口病の報告は7月のピーク時からいったんは減少したが、再び増加傾向にある。