閉じる

医療・介護ニュース

コロナワクチン接種の死亡事例含む41件を認定-厚労省の予防接種審査分科会

2024年10月22日 17:45

印刷

 厚生労働省は21日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会の審議結果を公表した。申請件数は99件。うち認定41、否認56、保留が2件だった。

 認定の内訳は「医療費・医療手当」が39件(認定24、保留1)。死亡一時金・葬祭料が24件(認定8)、死亡一時金が2件(認定2)、障害年金が30件(認定6、保留1)、葬祭料4件(認定1)となった。

 認定された41件のうち、疾病・障害で最も多いものは「間質性肺炎の急性憎悪」の6件(特発性2件を含む)。次いで脳出血4件(1件は脳出血による右上下肢運動機能障害含む)、敗血症3件と続く。

 今回の審議を含め、進達の累計は受理件数が12,195件。認定は8,267、否認は2,492、保留が19件となっている。

出典:医療介護CBニュース