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医療・介護ニュース

マイコプラズマ肺炎の定点報告数、5週連続で増加-24年最多を更新 感染研

2024年10月08日 18:00

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 国立感染症研究所が8日に公表した第39週(9月23-29日)のデータによると、乾いた咳や発熱、全身の倦怠感などが生じるマイコプラズマ肺炎の定点機関当たりの報告数は前週比10.1%増の1.64人となった。5週連続で増加しており、24年の最多を更新している。

 都道府県別で定点当たりの報告が最も多いのは福井で5.33人。次いで埼玉(4.25人)、岐阜(3.4人)だった。一方で少なかったのは徳島(0.14人)、鳥取(0.2人)、富山県(0.4人)などだった。

 感染者数は788人となり、先週より75人増えた。

 24年の累計報告数は8,714人。都道府県別では大阪の916人が最も多く、次いで東京(658人)、愛知(495人)、広島県(464人)、兵庫県(440人)などと続いた。

出典:医療介護CBニュース