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医療・介護ニュース

マイコプラズマ肺炎、東京で2週連続過去最多を更新-定点当たり報告数2.96

2024年10月04日 14:15

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 全国で流行拡大が続くマイコプラズマ肺炎の定点医療機関当たりの報告数が東京都で2.96人となり、1999年の調査開始後2週連続で過去最多を更新した。患者数は74人で前週から5.7%の増。【渕本稔】

 都が公表した第39週(9月23-29日)のデータによると、定点当たりの報告数が最も多いのは「葛飾区」で17.00人だった。次いで「杉並」(11.50人)、「墨田区」(11.00人)、「新宿区」(3.50人)など。

 都内では、5月下旬から患者数が増加し始め、第38週(9月16-22日)に定点当たりの報告数が過去最多となる2.80人を記録。これを受けて、都はこまめな手洗いや咳エチケットを心掛けるとともに、咳が長引く場合には医療機関を受診するよう呼び掛けている。

出典:医療介護CBニュース