閉じる

医療・介護ニュース

コロナワクチン接種の死亡事例含む55件を認定-厚労省の予防接種審査分科会

2024年09月11日 13:00

印刷

 厚生労働省は、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会(9月6日開催)の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した105件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した部会は、55件を認定、45件を否認した。保留は5件だった。

 予防接種の健康被害救済制度105件の請求内容は、「医療費・医療手当」71件(うち認定33件)、「死亡一時金・葬祭料」33件(同21件)、「死亡一時金」1件(同1件)だった。

 今回の審議結果を含め、これまでに1万1,905件の進達を受理し、このうち8,049件を認定、2,273件を否認、15件を保留としている。

出典:医療介護CBニュース