閉じる

医療・介護ニュース

熱中症救急搬送2,237人、前週の3分の1に減少-8月26日-9月1日の速報値、消防庁公表

2024年09月03日 18:22

印刷

 総務省消防庁は3日、熱中症の1週間の救急搬送状況(8月26日-9月1⽇)の速報値を公表した。救急搬送者数は2,237人で前週の3分の1に減少した。【渕本稔】

 初診時の傷病程度別では、6割強が外来診療のみの軽症(1,419人)。短期間の⼊院が必要な中等症が734⼈で、軽症と合わせて全体の96.2%を占めた。ほかは3週間以上の⼊院が必要な重症が39⼈、死亡が3人、その他が42人だった。

 都道府県別の搬送者数は、大阪が166⼈で最も多かった。次いで、福岡(140⼈)、東京(130⼈)、埼玉・兵庫(共に112人)、広島(92人)などの順だった。

 高齢者(65歳以上)は1,351人と6割を占めた。熱中症の発⽣場所は住居(935⼈)が最多で、道路(363⼈)などが続いた。

出典:医療介護CBニュース