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医療・介護ニュース

熱中症救急搬送6,711人、前週から5.5%減-8月19-25日の速報値、消防庁公表

2024年08月28日 09:00

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 総務省消防庁は27日、熱中症の1週間の救急搬送状況(8月19-25⽇)の速報値を公表した。救急搬送者数は前週から5.5%減の6,711人だった。65歳以上の高齢者は3,378人で約半数を占めた。【渕本稔】

 初診時の傷病程度別では、7割弱が外来診療のみの軽症(4,576人)。短期間の⼊院が必要な中等症が1,935⼈で、軽症と合わせて全体の97.0%を占めた。3週間以上の⼊院が必要な重症が113⼈、死亡が5人、その他が82人だった。

 都道府県別の搬送者数は、東京が568⼈で最も多かった。次いで、大阪(458⼈)、愛知(418⼈)、埼玉(383人)、兵庫(370人)、福岡(331⼈)などが続いた。

 熱中症の発⽣場所に関しては、住居(2,179⼈)が最多で、道路(1,240⼈)、道路工事現場や工場、作業所をはじめとする仕事現場(1,159人)などが続いた。

出典:医療介護CBニュース