厚生労働省は2日、第30週（7月22－28日）の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が全国で7万2,003人になったと公表した。新規感染者数は12週連続で増えた。

　全国の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週から1.07倍増え14.58人。年代別では、10歳未満が2.16人で最も多かった。

　都道府県別では山梨・鳥取・高知・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄の8県で前週から減り、残り39都道府県では増えた。

　定点当たりの報告数が最も多かったのは佐賀の31.38人で、ほかは宮崎（25.98人）、熊本（25.46人）など。一方、少なかったのは青森（5.16人）、北海道（5.95人）、秋田（6.73人）など。