手足口病の感染者数が17週ぶりに減少した。国立感染症研究所が30日に公表した第29週（15－21日）のデータによると、手足口病の感染者数は3万6,797人となり、前週から5,213人減った。定点医療機関当たりの報告数は11.72となり、12.3％の減。【渕本稔】

　定点当たりの報告数が「警報レベル」の5.0を超えたのは41都道府県だった。

　2024年の累計報告数は22万5,652人。都道府県別に見ると、東京の1万8,948人が最も多く、以下は大阪（1万6,961人）、埼玉（1万4,693人）、神奈川（1万4,222人）、愛知（1万3,770人）、兵庫（1万3,586人）が続く。