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医療・介護ニュース

熱中症救急搬送、今期初めて1万人を突破-7月22-28日の速報値、消防庁公表

2024年07月30日 18:40

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 総務省消防庁は30日、熱中症の1週間の救急搬送状況(7月22-28⽇)の速報値を公表した。救急搬送者数は前週から39.5%増加し、1万2,666⼈だった。今期になって初めて1万人を超えた。【渕本稔】

 初診時の傷病程度別では、6割強が外来診療のみの軽症(8,068人)。短期間の⼊院が必要な中等症が4,108⼈で、軽症と合わせて全体の96.1%を占めた。3週間以上の⼊院が必要な重症が334⼈、死亡が23人、その他が133人だった。

 都道府県別の搬送者数は、東京が1,294⼈で最も多かった。次いで、大阪(952⼈)、愛知(841⼈)、千葉(748人)、神奈川(707人)、兵庫(676⼈)などが続いた。

 熱中症の発⽣場所に関しては、住居(4,928⼈)が最多で、道路(2,542⼈)などが続いた。

出典:医療介護CBニュース