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医療・介護ニュース

6月の熱中症搬送7,275人 10年以降2番目の多さ-5人が死亡 消防庁

2024年07月24日 10:35

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 総務省消防庁は、6月の熱中症による全国の救急搬送者数は7,275人だったと公表した。6月単月としては調査を開始した2010年以降、最も多かった22年に次ぐ多さ。

 年齢区分ごとの搬送者数は、65歳以上の「⾼齢者」が4,254人(58.5%)で最も多かった。次いで18歳以上65歳未満の「成⼈」(2068人)、7歳以上18歳未満の「少年」(859⼈)、⽣後28⽇以上7歳未満の「乳幼児」(93人)の順。

 初診時の傷病の程度別では、軽症が4,874⼈と全体の7割弱。3週間以上の⼊院が必要な重症は144⼈、死亡は5人。

 熱中症の発⽣場所は、住居が2,705人と最も多く、全体の4割近くを占めた。

 都道府県別で最も救急搬送者数が多かったのは東京で549人。埼玉(479⼈)、愛知(432⼈)、大阪(425人)、兵庫(317人)、神奈川(314⼈)などが続いた。

出典:医療介護CBニュース