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医療・介護ニュース

風疹患者が減少傾向、2週連続で10人未満-10月21-27日の週は前週比1人減の7人

2019年11月05日 18:05

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 風疹の1週間の患者報告数が2週連続で10人未満となったことが5日、国立感染症研究所が公表した感染症発生動向調査の週報(43週速報データ)で分かった。2019年に2週連続で10人未満となったのは2回目。2月から3月にかけては100人を上回る週もあったが、その後は減少傾向が続いている。【新井哉】

 週報によると、10月21日から27日までの週の患者報告数は、前週比1人減の7人。都道府県別の内訳は、東京と群馬がいずれも2人、埼玉、広島、熊本がそれぞれ1人だった。

 19年の患者報告数(10月27日まで)は2245人で、都道府県別では、東京が840人で最も多く、以下は、神奈川(286人)、埼玉と千葉(共に195人)、大阪(126人)、福岡(85人)、愛知(53人)、兵庫(48人)、北海道(35人)、佐賀(32人)、島根(30人)、広島(29人)、京都(25人)、茨城と三重(共に20人)などの順だった。

 推定感染地域については、直近の5週間の報告は「国内」と「国内・国外不明」のみで、「国外」の報告はなかった。

出典:医療介護CBニュース