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医療・介護ニュース

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、過去10年で2週連続最多-山形など4道県で警報レベル

2024年05月28日 18:40

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 学童期の小児が多く感染し、発熱や咽頭痛などを引き起こす「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の流行が高止まり傾向にある。国立感染症研究所がまとめた13日から19日までの1週間(第20週)の疾病ごとの定点当たり報告数は過去10年間と比較して2週連続で最も高かった。2024年中でも最多だった。【栗原浩太】

 第20週の疾病ごとの定点当たり報告数は、前週比38.7%増の4.91人で、過去10年で最多の15年同期間(3.43人)の数値を上回っている。

 都道府県別では山形が11.50人で最も多く、鳥取(10.68人)や北海道(8.25人)、福岡(8.12人)も警報レベルの基準となる「8人」を超えている。

出典:医療介護CBニュース