2019年10月30日 17:40
総務省消防庁は29日、9月の熱中症による救急搬送者数の確定値を取りまとめ、その概要を公表した。この1カ月間の全国の搬送者数は9,532人で、前年同月と比べて6,721人多かった。都道府県別の人口当たりの搬送者数は、鹿児島が最も多かった。【新井哉】
消防庁によると、年齢区分ごとの搬送者数は、65歳以上の「高齢者」が4,439人で最も多く、以下は、18歳以上65歳未満の「成人」(3,468人)、7歳以上18歳未満の「少年」(1,535人)、生後28日以上7歳未満の「乳幼児」(89人)などの順だった。
初診時の傷病の程度別では、軽症が6,493人と7割近くを占めたが、3週間以上の入院が必要な重症も142人いた。死亡(初診時に死亡確認)は1人だった。熱中症の発生場所に関しては、住居が最も多く、全体の3割超を占めた。
都道府県別の人口10万人当たりの救急搬送者数については、鹿児島が16.62人で最多となっており、宮崎(14.76人)、高知(14.42人)、鳥取(13.78人)、愛媛(13.28人)などでも多かった。
消防庁によると、年齢区分ごとの搬送者数は、65歳以上の「高齢者」が4,439人で最も多く、以下は、18歳以上65歳未満の「成人」(3,468人)、7歳以上18歳未満の「少年」(1,535人)、生後28日以上7歳未満の「乳幼児」(89人)などの順だった。
初診時の傷病の程度別では、軽症が6,493人と7割近くを占めたが、3週間以上の入院が必要な重症も142人いた。死亡(初診時に死亡確認)は1人だった。熱中症の発生場所に関しては、住居が最も多く、全体の3割超を占めた。
都道府県別の人口10万人当たりの救急搬送者数については、鹿児島が16.62人で最多となっており、宮崎(14.76人)、高知(14.42人)、鳥取(13.78人)、愛媛(13.28人)などでも多かった。