2019年10月29日 20:15
国立感染症研究所は29日、「風疹流行に関する緊急情報」(23日現在)を公表した。積極的に風疹抗体検査を受け、検査結果に応じて予防接種を受けることが勧奨されている風疹第5期定期接種対象の1962年4月2日-79年4月1日生まれの男性に対して市町村が送付するクーポン券の使用状況を記載。1年目(2019年度)は、1972年4月2日-79年4月1日生まれの男性にクーポン券が送付されるが、これを使って抗体検査を受けた人の割合が1割を超えた。【新井哉】
緊急情報によると、2019年度にクーポン券を発行予定の約646万人のうち、4-8月にクーポン券を使って抗体検査を受けた人は72万9533人(約10.8%)、予防接種を受けた人は14万597人(約2.1%)。抗体検査を受けた人の割合を都道府県別に見ると、長野(19.3%)が最も高く、青森(3.6%)が最も低かった。
緊急情報では、「未送付であっても、市町村に希望すれば、クーポン券を発行し抗体検査を受検できる」と説明。風疹抗体検査・風疹第5期定期接種受託医療機関については、厚生労働省のホームページを参照するよう促している。
風疹の患者報告数に関しては、14日から20日までの1週間に7人が風疹と診断され、遅れて報告されたものを含めた19年の患者報告数は2238人となったという。
緊急情報によると、2019年度にクーポン券を発行予定の約646万人のうち、4-8月にクーポン券を使って抗体検査を受けた人は72万9533人(約10.8%)、予防接種を受けた人は14万597人(約2.1%)。抗体検査を受けた人の割合を都道府県別に見ると、長野(19.3%)が最も高く、青森(3.6%)が最も低かった。
緊急情報では、「未送付であっても、市町村に希望すれば、クーポン券を発行し抗体検査を受検できる」と説明。風疹抗体検査・風疹第5期定期接種受託医療機関については、厚生労働省のホームページを参照するよう促している。
風疹の患者報告数に関しては、14日から20日までの1週間に7人が風疹と診断され、遅れて報告されたものを含めた19年の患者報告数は2238人となったという。