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医療・介護ニュース

適切な飲酒量や飲酒行動を促すリーフレットを公開-ガイドラインの内容を分かりやすく紹介

2024年04月05日 14:35

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 厚生労働省は4日、飲酒によるリスクを理解し、適切な飲酒量や飲酒行動を促すリーフレットを公開した。【渕本稔】

 リーフレットでは、飲酒による影響は年齢や性別、体質によっても異なり、若年者と比べて水分量の少ない高齢者では、アルコールの影響が強く現れ、転倒や骨折、筋肉の減少などの危険性が高まることを紹介している。

 その上で、まずは飲酒状況などを把握することが重要だとし、▽あらかじめ量を決めて飲酒する▽飲酒前・飲酒中に食事を取る▽飲酒の合間に水を飲む▽1週間のうち、飲まない日を設ける―といった飲酒習慣を見直すポイントを示している。

 厚労省では、飲酒のリスクに関する知識を普及させるためのガイドライン(GL)を2月に公表している。リーフレットは、GLの内容を分かりやすく伝え、アルコールによる健康障害などを防ぐために作った。

出典:医療介護CBニュース