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医療・介護ニュース

【感染症情報】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が減少

2019年10月29日 18:40

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 国立感染症研究所がまとめた14日から20日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値)によると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点医療機関当たりの患者報告数が増加から減少に転じた。インフルエンザ、感染性胃腸炎、手足口病、伝染性紅斑(リンゴ病)は引き続き減少した。【新井哉、瀬戸直樹】

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約8.3%減の1.54人。都道府県別の上位3位は、山形(3.93人)、宮城(3.05人)、福岡(3.04人)。〔インフルエンザ〕報告数は前週比約20.0%減の0.72人。都道府県別の上位3位は、沖縄(13.62人)、鹿児島(2.15人)、佐賀(1.76人)。〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約6.7%減の2.8人。都道府県別の上位3位は、大分(6.89人)、熊本(5.68人)、島根(5.17人)。〔手足口病〕報告数は前週比約18.9%減の1.46人。都道府県別の上位3位は、新潟(3.3人)、富山(2.55人)、北海道(2.53人)。〔伝染性紅斑〕報告数は前週比約18.5%減の0.44人。都道府県別の上位3位は、大分(1.33人)、福岡(1.15人)、香川(0.89人)。

出典:医療介護CBニュース