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医療・介護ニュース

看護師国家試験、合格率87.8%-4年ぶりに9割を下回る

2024年03月22日 15:35

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 厚生労働省は22日、2月11日に実施された第113回看護師国家試験の合格率が87.8%で、4年ぶりに9割を下回ったことを明らかにした。6万3,301人が受験し、うち5万5,557人が合格した。【渕本稔】

 同省によると、今回の合格者は前回よりも2,595人減った。新卒者は5万3,903人が合格し、合格率は93.2%だった。

 合格基準は、必修問題と一般問題を1問1点、状況設定問題を1問2点とし、必修問題は49点満点に対して40点以上、一般問題および状況設定問題は合計250点満点に対して158点以上の両方を満たすこととした。

 ただし、必修問題の一部を採点対象から除外された受験者については、▽48点満点の場合は39点以上▽47点満点では38点以上▽46点満点では37点以上▽45点または44点満点では36点以上-とした。

出典:医療介護CBニュース