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医療・介護ニュース

マイナカードから性別記載を削除へ-デジタル庁、新デザインを発表

2024年03月19日 17:32

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 デジタル庁は18日、2026年に導入予定の新しいマイナンバーカードのデザインイメージを発表した。新デザインでは性別情報を券面から削除し、ICチップに記録する。【栗原浩太】

 記載の削除に伴い、スマートフォンなどで性別情報を読み取れるアプリを開発する方針。アプリは無償で配布し、性別の確認が必要な時に負担なく把握できるようにする。次期個人番号カードの機能やデザインを議論する検討会の最終とりまとめに盛り込まれた。

 このほか、券面デザインでは文字の読みやすさを向上するとともに、カードの表裏識別対応など視覚障害者にも配慮した見直しを行う。臓器提供意思表示欄は追記欄の拡大に伴い、裏面へ移す。

 医療機関などが親展郵便で送っている情報を、受信者本人のみが復号可能な状態で電子的に送信する「JPKI暗号化機能」については、必要性やコスト、実現方式を引き続き検討していくことになった。

 また、デジタル庁は「マイナンバーカード」の名称変更も検討している。次期カードの導入に併せて国民への公募を行なう見通し。民間事業者が公的個人認証サービスを活用する場合などマイナンバーを利用しないカードの活用法もみられることから、国民がマイナンバーの利用とカードの利用を混同してしまうことを防ぐ狙いがある。

出典:医療介護CBニュース