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医療・介護ニュース

【感染症情報】新型コロナは9週連続増加-A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は過去10年で最多

2024年01月30日 13:57

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 国立感染症研究所が30日に公表した、15日から21日までの1週間(第3週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、定点医療機関当たりの新型コロナウイルス感染症の患者数は9週連続で増えた。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は過去10年で最も多い。インフルエンザ、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症もそれぞれ増えた。

〔インフルエンザ〕報告数は前週比39.5%増の17.72人。過去10年の同期の平均よりも少ない。都道府県別の上位3位は、沖縄(32.33人)、宮崎(27.81人)、福岡(25.85人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比42.4%増の7.63人。過去10年の同期の平均を上回る。都道府県別の上位3位は、宮崎(14.08人)、香川(13.43人)、大分(12.64人)。

〔RSウイルス感染症〕報告数は前週比33.3%増の0.08人。過去5年で最も少ない。都道府県別の上位3位は、北海道(0.43人)、沖縄(0.42人)、福島(0.29人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比51.2%増の4.28人。過去10年で最も多い。都道府県別の上位3位は、富山(9.59人)、鳥取(9.37人)、山形(9.04人)。

〔新型コロナウイルス感染症〕報告数は前週比36.5%増の12.23人。都道府県別の上位3位は、福島(18.99人)、茨城(18.33人)、愛知(17.33人)。

出典:医療介護CBニュース