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医療・介護ニュース

インフルエンザ患者報告数が減少-厚生労働省が発生状況を公表

2019年10月18日 20:00

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 厚生労働省は18日、インフルエンザの発生状況を公表した。7日から13日までの週の全国の患者報告数(定点医療機関約5000カ所)は、前週比約9%減の定点当たり0.9人となった。【新井哉】

 都道府県別では、沖縄が18.02人で最も多く、以下は、鹿児島(4.08人)、佐賀(2.77人)、福岡(1.76人)、新潟(1.56人)、福島(1.1人)、愛媛(1.07人)、石川(1.06人)、東京(1.01人)などの順だった。

 入院患者数(基幹定点医療機関約500カ所)は前週比4人減の84人。入院時の状況(一部重複あり)については、「頭部CT検査、頭部MRI検査、脳波検査のいずれかの実施(予定含む)」が13人、「ICU入室」と「人工呼吸器の利用」がいずれも4人いた。

 休校、学年・学級閉鎖の措置を取った施設(保育所、幼稚園、小中学校、高校)に関しては、前週比15施設減の102施設となった。

 ウイルスの検出状況については、直近の5週間では、AH1pdm09の検出割合が85%で最も多く、次いでAH3 亜型(8%)、B型(7%)の順だった。

出典:医療介護CBニュース