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医療・介護ニュース

【感染症情報】インフルエンザが6週連続で増加-新型コロナは4週連続減少

2023年10月10日 20:27

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 国立感染症研究所がまとめた9月25日から10月1日までの1週間(第39週)の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3,000カ所、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は定点医療機関約5,000カ所、速報値)によると、インフルエンザの定点医療機関当たりの患者報告数が6週連続で増加した。感染症胃腸炎、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病も増えた。新型コロナウイルスは4週連続で減少した。【新井哉】

〔新型コロナウイルス感染症〕報告数は前週比19.8%減の8.83人。都道府県別の上位3位は、愛知(12.4人)、熊本(11.3人)、茨城(10.73人)。

〔インフルエンザ〕報告数は前週比35%増の9.57人。過去10年の同期と比べて最も多い。都道府県別の上位3位は、沖縄(25.93人)、千葉(19.56人)、大分(19.55人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比23.1%増の3.09人。過去10年の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、大分(7.36人)、香川(6.25人)、福井(5.4人)。

〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比38.2%増の1.81人。過去10年で最も多い。都道府県別の上位3位は、福岡(5.73人)、沖縄(4.48人)、大阪(4.24人)。

〔手足口病〕報告数は前週比34.1%増の1.77人。過去10年の同期の平均よりも多い。都道府県別の上位3位は、佐賀(6.13人)、新潟(4.16人)、宮崎(3.92人)。

出典:医療介護CBニュース