閉じる

医療・介護ニュース

インフル患者、増加傾向のまま次シーズン迎える-厚生労働省が第35週の発生状況を公表

2023年09月08日 18:05

印刷

 インフルエンザの全国の患者報告数が2週連続で増加したことが、厚生労働省が8日に公表した第35週(8月28日-9月3日)の発生状況で分かった。43都道府県で前週の報告数を上回っており、患者報告数が増加傾向のまま次の流行シーズン(第36週以降)を迎える。【新井哉】

 第35週の全国の定点医療機関当たりの患者報告数は前週比1.8倍の2.56人だった。過去10年の同期と比べて最も多い患者報告数となっている。

 全国の定点医療機関当たりの患者報告数は、例年の流行状況と異なり、いまだに流行開始の目安(1.0人)を下回っていない。

出典:医療介護CBニュース